第33章 王子様!?現る
?「涼子が居るのはこの世界のはずだが…カセフノってどこだ??…あっ!そこのお嬢さん!」
ナチル「!?お嬢さんってアタシ!?」
?「えぇ。ちょっと道を聞きたいのだがいいかな?」
ナチル「もちろんです!どちらへ??」
?「カセフノというところへ行きたいのだが…。」
ナチル「カセフノでしたらもっとあちらです。よかったら案内しますわ!」
?「いいんですか??」
ナチル「もちろんです!ところで…お名前は…??」
マリア「申し遅れました。マリアと申します。よろしくお願いします。」
ナチル「マリア様…。素敵なお名前ですね!私はナチルと申します。」
マリア「ナチルさんですね。可愛らしい君にぴったりの名だ。」
ナチル「可愛らしいだなんて!では、ご案内いたします!こちらです。」
ナチルはマリアをカセフノへ案内する。
ナチル「マリア様はカセフノへどのようなご用事で??」
マリア「長い付き合いの友人に会いにね。最近会えてなかったから顔を見たくて。」
ナチル「大切なご友人なのですね。カセフノのどの辺りでしょうか。」
「城に住んでると聞いてます。」
ナチル「クグラ様の城ですね。」
クグラの城の前に到着する。
ナチル「ご友人ってどの方なんですか??」
マリア「そのクグラさんと結婚した涼子なんですよ。」
ナチル「えっ…涼子様?」
マリア「あぁ。早く会いたいな。」
ナチル「…。」