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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第32章 クグラの誕生日


クグラはヨルナミの城へ行った。ちなみに外出時は基本大人の姿になるのである。
クグラ「ヨルナミ〜!!」
クグラはヨルナミの部屋の扉を勢いよく開けた。
ヨルナミ「クグラ…挨拶は?」
クグラ「そんな事より!涼子ってば酷いんだぜ!?俺の誕生日忘れてんだ!!」
ヨルナミ「そんな事よりって…はぁ、…クグラ?涼子さんも赤ん坊が生まれたばかりで大変なんですから忘れたとしても仕方ないんでは?」
クグラ「…俺が一番だっていつも言ってるのに。」
ヨルナミ「もう子供ではないのですからそんな事で拗ねるのはおよしなさい。」
クグラ「俺子供だもん!!」
クグラは変身を解き子供の姿になる。
ヨルナミ「そなた最近その姿有効活用するようになりましたね。…まぁ誕生日とのことですから私から贈り物を渡しましょう。」
クグラ「え!?何々??」
クグラは少し嬉しそうな顔になった。
そしてヨルナミが差し出したのは分厚い本であった。
ヨルナミ「これには為になることが沢山書いてあります。遊んだり騒いだり子作りするばかりではなく神鞘としてもっと知識や教養を身につけて…」
話の途中でクグラは窓から極飛で空を飛んで逃げ出した。
ヨルナミ「…最近逃げ足が速くなりましたね。いや、足と言うか羽ですかね。」
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