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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第4章 カンナギに恋する女の霊


『カンナギ様あなたにもう一度会いたい…。』
クグラと散歩中に幽霊に出会った。
「クグラ…ここにカンナギに会いたいって言ってる幽霊が居るんだけど。」
クグラ「え!?また幽霊かよ。」
『カンナギ様…カンナギ様…。お願い連れてって…。』
「どうしても連れてってさ。オヒカさんのところの赤ちゃんも見たかったしとりあえず行こうよ。」
クグラ「しゃーねぇなぁ…行くか。」
2人と幽霊はカンナギの城へ行く。
「あっ!オヒカさん、こんにちは!」
オヒカ「クグラ様に涼子様。よくいらっしゃいました。カンナギ様にご用で??」
クグラ「まぁそれもあるが涼子がオヒカたちの赤ん坊見たいってさ。」
オヒカ「あぁ、会いにきてくれたんですね!こちらにどうぞ。」
オヒカに部屋へ案内される。
「フヨウさん!こんにちは!いきなり来ちゃってすみません。赤ちゃん見せてもらってもいいですか??」
フヨウ「クグラ様に涼子様、こんにちは。大丈夫ですよ!今ちょうど機嫌良く笑ってるところなんです。」
涼子たちは赤ん坊の顔を見る。
「わ〜可愛い女の子!ね?クグラ。」
クグラ「あぁ…赤ん坊ってこんなに小さいんだな…。」
「小さいあんよだね〜!いいなぁ赤ちゃん。」
フヨウ「生まれてすぐはもっと小さかったんですよ。あっという間にこの大きさになって。」
オヒカ「本当に子供が大きくなるのはあっという間だな。…どんどん大きくなってすぐに嫁に行ってしまうかもしれないと考えるとなんとも言えない気持ちになる…。」
フヨウ「あなた…いくらなんでもまだ早過ぎますよ。」
「あはは!もう花嫁の父になっちゃってる。…(あっ!ヤベェ霊のこと忘れてた。)そういやカンナギは?ちょっと用事があるのよね。」
オヒカ「確かお部屋にいらっしゃったかと…ご案内します。」
「ありがとう。フヨウさん赤ちゃん!またね!」
フヨウ「是非また会いに来てください!」
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