第28章 鬼の顔
「??みんなオドオドしてるけど何かあったの??」
ヨルナミ「…涼子さん。何か最近悩みとか辛い事とかありませんか??(きっと便秘で悩んでるんでしょう。)」
「えっ??」
ヤタカ「僕たちさっき見てしまったんだ…。君が凄く怒っているところを。(便秘で相当苦しくてイライラしたんだろうな。)」
クグラ「涼子!何かあるなら言ってくれ!解決策を俺も考えるから!(うんこが出やすくなる方法って言ったら先ずは水を沢山飲むとかだよな。)」
カンナギ「うんこが出なくて悩んでたとしても誰も笑ったりしねぇからよ!」←オブラートに包まず言いやがった。
「は?うんこ??」
ヤタカ「カンナギ!せっかく僕らがど直球に言わないようにしてたのに台無しじゃないか!!」
「みんな私が便秘でイライラしてると思ったの??」
クグラ「ん?違うのか??」
「私のイライラの原因は…コイツよ!!」
涼子はまた右手にハエ叩きを持って怖い顔をして突然ジャンプした。
「おりゃー!!」
そして逃げられる。
「もう!イライラするなぁ!!さっさと死ねー!!」
クグラ「…そのハエをずっと殺せなくてイライラしてたのか?」
「そうよ!だって何日もこの部屋に居着いてるんだよ!?寝てる時にブンブン煩いし!食べ物にたかるし!鬱陶しいったらありゃしない!」
クグラ「極飛!」
クグラは窓を開け極飛の風でハエを追い出した。
クグラ「これでもう大丈夫だろ?」
「クグラ〜!凄〜い!!」
クグラ「ハハッ!このくらい朝飯前だぜ!惚れ直したか?」
「惚れ直したわ!」