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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第25章 哭多はハエ叩きではございません


ヨルナミ「そこかー!!」(バシッ!!)
ヨルナミは咄嗟に手に持っていた劍神、哭多で思い切り虫を潰してしまった。
ヨルナミ「しまった!私はなんて罰当たりなことを…。しかも虫の体液が劍神にモロ付いてしまったー!!」
ヨルナミは嘆いた。
「やった!!これで戻れる!!」
クグラの手に乗ってた涼子は突然大きくなる。もちろん体だけが大きくなったので服は破れ裸になってしまった。
「あっ…きゃっ!!」
慌ててしゃがみ腕で胸を隠した。
クグラ「あぁ…嬉しい光景だ。ヨルナミは見るなよ!?」
ヨルナミは赤くなり目を背けた。
ヨルナミ「…クグラ、とりあえず自分の衣を着せて差し上げたらどうです?」
「クグラそれ貸してよ!!」
クグラ「そのままのがいいのになぁ…。」
クグラは渋々自分の衣を涼子に着せる。
クグラ「……なんか裸でそれ羽織るとヤラシイな…。俺の衣が涼子の裸を包んでるってのもなんか興奮する。」
「そういうこと言わないでよ!変態!」
ヨルナミ「…涼子さん、すぐにキナを呼んできますから。」
「ありがとう。」
そしてまた更衣の鞘のキナに服を戻してもらい虫妖怪を封印した。消されたと思われてた人たちも無事に元に戻りましたとさ!
一件落着!
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