第25章 哭多はハエ叩きではございません
クグラ「あのさ、ちょっと触ってもいい?乳ツンツンしたり!」
「こんな時に何言ってんのさ!とりあえずヨルナミさんのとこ連れてってよ!更衣の鞘のキナさんに服何とかしてもらいたい。」
クグラ「ちぇっ!分かったよ。」
事情を話し、子供らを侍女に預けクグラは涼子を手のひらに乗せミツハメに向かった。
ミツハメにて
「キナさん!何でもいいから服着させてください!」
キナ「涼子様!?なぜそんなに小さく!?」
「かくかくしかじかでして…。」
キナ「なるほど…。分かりました。私にお任せを!あらわれたまえ!更衣!」
涼子は小さいままいつもと同じ格好になった。
「ありがとう!」
クグラ「はぁ…服着ちまったよ。裸のままで良かったのになぁ〜。」
「何言ってんのよ!てか、このままじゃ私もっと小さくなっちゃうかもしれないのよ!?」
クグラ「それは困る!?早くあの虫見つけるぞ!」
「見つけるってもなぁ……居たよ。」
クグラ「何!?なんて都合のいい展開なんだ!…あっ!あのゴミ虫め!待て!!」
「ゴミ虫ってかどっちかってと蚊だけどね。クグラあっち!!」
クグラ「ヨルナミー!お前の部屋に虫妖怪が行ったぞー!!」
ヨルナミ「!?クグラ!?なぜここに!?」
クグラ「んなことはどうでもいい!虫取り網早く!!」
「ヨルナミさん!お願い!!」