第24章 子持ち主婦達の集い
今日はクグラの城の客間でフヨウとマルカを呼んでお茶会をしていた。もちろん子供達も一緒でみんなで遊んでいる。ちなみにフヨウはイナミとウルキより1歳年上の女の子、マルカはイナミとウルキと同い年の男の子の母という設定だ。
フヨウ「ヒキツ様とトミテ様可愛らしいですね!」
マルカ「本当〜!それにしてもまた双子ちゃんとか凄いわよね!」
「私の親族にも双子の人って今まで居なかったからイナミとウルキ産んだ時もびっくりしたけどまさかまた双子とはね〜。」
フヨウ「やっぱり双子だと同時に泣いたりで大変でしょ?」
「そうですね〜。イナミとウルキはいい感じに別で泣いてくれたけどヒキツとトミテは息を合わせたように同時に泣くから…流石一卵性双生児だわ。侍女さんやエトさんが助けてくれるからなんとかなってるって感じ!」
マルカ「クグラ様のお兄様が助けてくれるのいいよね〜!鞘やってて身内が居るとか凄く珍しいことだし!」
「確かに!今のところクグラとエトさん以外長年鞘やってて血の繋がりある同士の人見たことない!…あっ!よかったらお菓子食べてくださいね!」
涼子は日本から持ってきたお菓子を色々出した。
フヨウ「あっ!これ前に頂いたことあるやつですよね?凄く美味しかった!」
フヨウはチョコチップクッキーを指差し言う。
「今回は私作ってみたんですよ!クグラと子供らに好評だったから試しに食べてみてください!」
マルカ「美味しい!これこの前食べたのより美味しいわ!」
「よかったぁ!あっ!こっちのポテチと生チョコもどうぞ!これは買ってきたやつだけど。」
フヨウ「美味しい〜!甘いもの食べてる時って幸せな気分になりますよね。」
マルカ「そうそう!最近育児が大変でイライラしたりするからたまにはこう息抜きしたり美味しい物食べるのっていいわ〜。」
「マルカさんのとこも癇癪起こしたりするんですか??」