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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第24章 子持ち主婦達の集い


マルカ「ん〜、うちは癇癪とかそっちじゃなくてね…。私から離れてくれないのよ。ちょっと姿が見えなくなると泣いて大騒ぎ。オキマと二人で留守番なんて夢のまた夢って感じ。」
「えー!可愛いじゃないですか!」
マルカ「可愛いけどね…こう毎日だとげんなりしちゃう。たぶん今も私が視界から消えたら大騒ぎになるわ。」
「我が家とは大違い…。イナミもウルキもクグラに任せて一人でちょっと出かけた時あるんだけど、私が居なくなったことさえ気付かずに遊び疲れてみんなで床で雑魚寝してたわ。まぁ大人が居ないとウルキの方は泣くけどね。」
マルカ「それって凄く羨ましい!!」
フヨウ「マルカさんも大変ですね。実はうちも色々あって…。最近主人以外の男の人を見ると泣くようになって。この前なんてカンナギ様が近くに来たら大泣きして…カンナギ様はお優しいから怒ったりはなかったけどあれには焦ったわ。」
「カンナギは怖い顔してるからね〜泣かれても仕方ないですよ〜。」
マルカ「でも、神鞘様見て泣かれたら親の方は焦るわよ。」
フヨウ「ね〜。まぁ人見知りも時が経てば落ち着くとは思うけどそれまでがしんどいです。」
「二人とも…うちのに比べたら全然可愛いじゃない!うちのなんて…最近下品で…。」
マルカ「あぁ、うんちとか面白がって言うんだっけ?」
フヨウ「まぁ年頃的によくあるとは聞きますから。」
「うんちだけならまだいいのよ!前にヨルナミさんに『ちんちん付いてるの??』なんて聞いたりして…。」
マルカ「…ぷっ!で?ヨルナミ様は何て??」
マルカは笑いを堪えながら聞く。
「無言で険しい顔して『そういうことは言ってはいけない』とか言ったんだけどあの子たち今度は『ちんちんないの??』なんて聞いたり『ちんちん見せて』なんて言って…。」
フヨウ「ぷっ!ふふ…。それは…確かに気不味いですね。」
「ヤタカにも『スケコマ紳士はちんちん小さいの?とか言ってたのよ。」
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