第23章 イナミとウルキ集②

その2 うんこを見せろ！

神鞘会議が終わった後クグラは疲れ切った顔をしていた。
クグラ「はぁ…」
ヨルナミ「なんか今日は妙に疲れた顔をしてますがどうかしたのですか？」
カンナギ「なんだ？夜に激し過ぎて寝不足か？」
ヤタカ「カンナギ！また君は下品なことを！」
クグラ「そんなんじゃねぇんだよ…イナミが大変で…。」
ヤタカ「もしかして病気かい？」
ヨルナミ「小さい子はよく熱を出したりしますからね…。」
クグラ「いや、熱だったら大人しくしてくれるからそこまで大変でもない。」
カンナギ「じゃぁ何だよ？」
クグラ「最近な…イナミがうんこ見せろって俺に纏わり付くんだ。」
ヨルナミ「は？」
クグラ「便所行くと常について来て中に一緒に入ろうとするし、阻止しても『うんこ見せろー！』って叫びながら扉をずっと叩き続けるんだ。」
ヤタカ「…怖っ！！」
カンナギ「ぷっ！…で？見せたのか？」
クグラ「見せるわけねぇだろ！恥ずかしい！今日も帰ったら付き纏われるかと思うと…はぁ…出るもんも引っ込んじまうよ。」
ヨルナミ「なんというか…お気の毒に。」
ヤタカ「まぁ今だけじゃないか。そのうちおさまるだろう。」
クグラ「いつになるやら…。」