第13章 出会いは突然に【番外編】
『(アイツら......ッ)』
「リアめっちゃ愛されてんじゃん。」
「あそこまで白熱してるのすげぇな。」
「メンドクセェーまたアイツら話してんのかよ。」
「自慢話もあそこまで行くとすごいな。」
「俺は馬鹿だからわかんねぇけど、リッカが大切にされてるみてぇでよかったぜ!」
「なんだよ。リッカ。お前また人たらしこんだのかよ。」
「リッカ顔真っ赤だぞ。大丈夫か?」
『〜〜っ!!オマエら......いい加減にしろお!!』
その日リツカの怒号が夜の空に響き渡るのだった。