第1章 源清磨 / キミの為だけのアロマ ★
「ごめんね、当初の予定とは全然ちがってしまったけど…」
「何で清磨が謝るの? 謝る事なんてないよ…だってむしろ…」
私はベッドから降りて、清磨に抱き着いた。
「誕生日プレゼントに、清磨を貰えたんだもん…。間違って、ない、よね…? 夢じゃ、ない、よね?」
そう、たどたどしく清磨に尋ねると。
清磨は持っていたタオルをその辺に置いて、優しく抱き締めてくれた。
「間違ってもないし、夢でもないよ。誕生日おめでとう、。愛してる」
そう言って。
優しい口付けをくれたのでした。
fin.