第1章 12人の男
『世界が…止まってる!?』
?「やっぱり…」
すると急に後ろから聞こえた声
急いで振り返ると
2人の男が立っていた
タオ「僕はタオ」
カイ「俺はカイ」
『タオ?カイ?…何で世界が止まってるの?』
タオ「それは僕が止めたからかな!」
いやいや、そんな笑顔で言われても…
信じられねー!
タオ「でもやっぱり、貴方には僕の超能力が通じないんだね」
『え?』
タオ「やっと見つけた」
カイ「俺たちの姫」
姫?何のこと…?
コレ何の遊び?何ごっこ…??
カイ「とにかく、やっと見つけたんだ。皆のところに行こう」
『皆のところ?他にも仲間がいるの?』
タオ「うん!あと10人いる!」
10人!?多すぎだろ
カイ「とにかく俺につかまって。移動する」
『え!?移動?』
タオ「そそ!ほら早く」
なぜか私は急かされ
カイという人につかまってみた…
カイ「よし、行くぞ」
次の瞬間…
ビュン!
『え?何これ…ココどこ?」
知らない所に来ていた。