第3章 舌先三寸〜日下部篤也〜
愛しくて堪らなくなりキスしてやった。
舌を押し込む。
「ンッ。」
可愛い声が漏れる。
「可愛いな。」
唇を離し、目を見ながら言った。
高揚した顔がそそる。
「好きだよ、あっくん。」
夢にまで見た言葉。
「俺も好きだ、みやび。」
愛の言葉を交わし、再び口付ける。
腰に回した手が震える。
何年も胸に秘めてきた想いを今、解き放つ。
角度を変えて何度も、何度も。
唾液が混ざる。
「ンッ、ンン。」
いやらしい喘ぎ。
上がる。
息が、気持ちが、温度が。
唇を堪能した後は髪を避けて首筋に吸い付いた。
白い綺麗な首に。
「ンッ、アン。」
「エッチな声だな。我慢できなくなるじゃん。」
「いいよ。」
「いいの?食べちゃうよ。」
「食べて。ほら。」
髪の毛を自分で持ち上げ、背中のファスナーを見せた。
ファフナー下げろって事か。
ゆっくりと下げる。
すると、自分で腕を抜いた。
可愛いブラジャー。
洋服に合わせて薄い緑のブラジャー。
それに包まれている豊かな胸。
着痩せするタイプだ。
「あー、夢にまで見たみやびちゃんのおっぱい。」
思わず心の声が漏れた。
「あっくん、エッチ。」
「エッチだよぉ、あっくんは。」
俺もまあまあ酔ってるらしい。
優しく揉んでからブラをずらし、中身を弄る。
「ンッ、アァン。」
可愛い声で喘ぐなあ。
普段の声よりワントーン高くてしかも可愛い。
「本当、可愛いよ。」
ワザとみやびに見えるよう、舌を出し、下から乳首を舐めてやる。
「アンッ、ンンッ、ヤダァ。」
「本当に食べちゃってもいいの?これ以上やったら止められなくなるけど。」
一応、確認を取る。
酔ってはいるけど大事な女だ。