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愛欲♡【呪術廻戦】裏夢 短編 R18  

第3章 舌先三寸〜日下部篤也〜


「もしもし?」

「みやび、起きてたか?」

「うん、どうしたの?」

「お前の好きな苺大福買ったんだ。食うか?」

「うんっ!食べる。」

「今からお前の家行っていい?」

「いいよ。」


みやびを何度か送って行った事があるから場所は知っている。
いつもマンションの前までだったから中に入るのは初めてだ。

「いらっしゃい。」

ドアが開き、可愛いみやびの姿が見える。

ダボっとしたパーカーに細身のジーパン。

超可愛い。

「ほら、これ。」

「ありがと。お茶入れるから座ってて。」

リビングに通されソファに座るよう促される。

2人がけのソファが一つ。

お茶を入れたみやびが来て俺の隣に座る。

至近距離に惚れた女。

堪らない。

「うーん、やっぱここの苺大福最高。」

「美味そうに食うよな。」

そうだ。

コイツは何でも美味そうに食う。

そういうところも好きだ。

「だって美味しいんだもん。」

笑顔で俺を見るみやび。

恥ずかしくて苺大福を口に押し込んだ。

「うん、美味いな。」

「ありがと、日下部。」

「お礼に今度おっぱい揉ませろ。」

言ってからしまったと思った。

いつもは仕事中に公の場所で言ってる事をこんな2人っきりの所で言うなんて。

しかも、昨日キスしたばかりなのに。

「出来ないくせに。」

みやびが静かに言った。

「何だって?」

「口だけでしょ?おっぱい揉むなんて出来ないくせに。」

「それは……」

その通りだ。
俺にはそんな勇気なんてない。 
だけど何でそれをコイツが?

「ピアスの女がいるから?」

「あれは何でもない。」

何でそんな事気にするんだ?

「何でもない女がピアス外す?」

「何が言いたい?」

語気を強めてみやびを見る。

目に涙を溜めて俺を見てるみやび。

何故そんな顔をする?

何故そんな目で俺を見る?

「何で来たの?」

「昨日のお詫びだよ。」

「それなら次の土曜日デートして。」
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