第1章 その愛が、私を狂わせる〜五条悟+七海建人+夢主(3P)〜
「直接触ってあげるね。」
五条さんは指の動きを止め、今度は布の隙間に指を差し込んだ。
「アァッン。」
「すっごい濡れちゃってるから、中入っちゃったよ。」
指が中へと入り動いているのは音でわかる。
ぴちゃぴちゃと。
そしてみやびの声も激しさを増した。
「アァ、らめぇ、イッちゃいそう。ごじょぉ。」
「いいよ、イッちゃって。ほら、七海も見てるから。」
そしてみやびは果ててしまった。
「可愛かったよ、みやび。」
抱きしめて頭を撫でてやる五条さん。
「悪い七海、お先にいただきまーす。」
そう言うと服を脱ぎ、ゴムをつけた五条さん。
ベッドへ上がり、みやびを引き寄せる。
「パンツだけ僕が脱がせちゃうね。」
下着を脱がせ、みやびを組み敷いた。
「僕が先でもいいかな?」
「うん、来て、五条。」
「可愛いね、好きだよ。」
「ンッ、アァッ、私も好きぃ。」
「七海が見てるよ。」
「アァッ………」
「可愛いね、みやび。」
私の目の前で抱かれている愛しい人。
その痴態を見ながら興奮する私。
「七海、お前も来いよ。」
「わかりました、五条さん。」
そして私もそこへ加わる。
五条さんに突かれて喘ぐみやびの唇を奪う。
「ンフッ、ンンッ。」
キスしながらでも喘ぐ。
そんなに五条さんがいいのか?
唇を離し、胸を愛撫する。
「アァン、ななみぃ。」
私の名を呼ばれ、さらに興奮する。
服を脱ぐとボクサーパンツの上から私のモノを触るみやび。
「ああっ。」
思わず声が漏れる。
「ンンッ、ななみぃ、感じてるの?」
「ええ、みやびさん、あなたが好きだから。」
「私も、七海が好きよ。」
「おいおい、僕を忘れないでよ!」
五条さんは更に腰の動きを早める。
「ヤダァ、らめぇ、そんなに強くしないでぇ、アァ!」
他の男に突かれ、泣き叫びながらよがり狂う姿にまた興奮した。
初めは五条さんが狂っていると思っていた。
2人の男を好きだと言ったみやびも狂っていると思った。
だけど、一番狂っているのは私なのかもしれない。
〜つづく〜