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月夜の歌姫

第9章 旅の始まり


「シルビアさん!すごいわ!只者じゃないと思ってたわ!その船を借りても?」

ベロニカがシルビアを持ち上げるがシルビアは至っていつもと変わらない。

「もちろんよ〜仲間なんだから!
さぁ!ダーハルーネに行くわよ!」

シルビアはルンルンとした足取りで歩き出した。

「なんか…すげぇのが仲間になったな。」

カミュから乾いた笑いがこぼれた。


ダーハルーネにつくと、町は活気良く栄えていた。

サランはここからサーカスのみんなと行く旅とは違うと胸を躍らせる。
シルビアと一緒とはいえ、歌姫という地位を置いてきて今は1人の旅人になった。
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