第78章 鉄鬼軍王キラゴルドの正体
シルビアが笛を取り出し、ハッスル〜とダンスステップを踏む。
みんなの怪我が少し治った。
その時、ブレインとカミュとグレイグに力が湧いた。
ゾーンに3人とも同時に入ったらしい。
「カミュ!グレイグ!」
「あぁ!」
「おう!」
3人は剣を取り出しキラゴルドに向けて放つ。
グレイグが放った斬撃にカミュの斬撃を乗せる。
2つの斬撃を受けブレインは、さらに斬撃を加えた。
斬撃ははやぶさのように真っ直ぐキラゴルドに飛んでいく。
「く…!」
斬撃が効いたのかキラゴルドはがくんと倒れた。
キラゴルドから眩い光が溢れ目も開けてられなくなる。
光が弱くなり目を開けると、キラゴルドからマヤが現れた。
マヤの首元にはあのいわく付きの首飾りが禍々しく光っている。
その光が強くなる。マヤは苦しそうにして始めた。
黄金の暴走が始まり伸びた黄金の触手らしきものが、建物に突き刺さったりブレインたちに襲いかかってきた。
床から出てきた金の触手が床に叩きつけられる。
「危ない!」
シルビアの声を聞き、みなはそれぞれに触手からの攻撃を避けた。
「…!2人とも!」
触手カミュとブレイン、ロウとマルティナとグレイグとシルビアとサランの間に太く倒れていた。