• テキストサイズ

月夜の歌姫

第70章 妖魔軍王とバニーガール


ロウとブレインが踊らされグレイグとシルビアでブギーの相手をしていた。

「くそ…!早く2人の踊りを止めないと防戦一方だぞ。」

グレイグはそう言いながら大剣をブギーに振り落とす。

「うぐぅ…いい攻撃だな。でもボクちんはこれくらいどうってことないよ〜ん!」

ブギーはその大きな体を弾ませグレイグに体当たりする。

「ぐぉ!?」

「グレイグ!もぅ〜しっかりして!」

シルビアが笛を吹きハッスルダンスを踊るとグレイグの傷が癒える。
笛の音がきっかけになったのか効果が切れたのかロウとブレインの踊りも止まった。

「グレイグ、シルビア。すまなかった。
ここから一気に反撃にいくぞい!」

ロウとブレインは視線を合わせ集中力を高めた。
ロウはグランドクロスの構えをする。
ブレインも覇王斬を召喚した。

「いくぞい!」


最終奥義
グランドネビュラ

覇王斬がグランドクロスと合わさり回転を始める。
まるでドリルのような光がブギーの体を貫いた。

「うぎゃー!
ふぅ…でもボクちんはまだまだ平気だじょ」

よろよろとしているがブギーは余裕ぶっている。

「ぬぅ、さすがにまだ粘るのぉ…」

「一気にたたみかけましょ?」

シルビアが技を構えようとした時。
みんなはふと違和感を感じた。

/ 618ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp