第60章 運命とは時に残酷である
シルビアは人々を助けながらナカマたちと世界を進んでいた。プワチャット地方にて魔物に襲われている人を圧倒的な強さで助けると傍にいたブレインたちに気がついた。ブレインはグレイグと旅を始め世界を見て回っていたとのこと。ロウと修行を終えたこと。
そこでどんな魔物にあったのか情報共有をした。
「六軍王?ゾルデ?彼は本当にそんなことを?
なんのことかしら?」
ブレインはうなづいた。シルビアにイヤな予感がする。ゾルデは死に際に1人の光の守護を排除できたからいいと吐き捨てたらしい。
その後、プチャラオ村で人々の1番大切なものを奪っていくフールフールという魔物を倒した後、とある父子を見てシルビアは何かを決意した。パレードのナカマを安全で信頼出来る人に預けたいのだがその人物はシルビア曰くとても恐ろし人だと言う。1人で会うのは怖いからとブレイン達についてきてもらうことにした。
「アタシのパパがいるソルティコに行くわよ!」
その言葉にグレイグが何か勘づいた。
「貴様…まさかゴリアテか?」
シルビアは妖艶に笑うと気づくのが遅かったねとグレイグをからかった。