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月夜の歌姫

第50章 さらなる先へ


サランに似ていたがなんとなく違う。
目をパチパチと瞬きするとその重なった影はいなくなっていた。

「あーあ、あたしたちは何を見せられてるんだろうね?」

一連の流れを見ていたベロニカとカミュがやれやれとため息をつく。

「あの二人、ホントにもどかしいよな。」

ハハっとカミュが笑う。

「ほほ、若くていいのぉ~」

ロウは楽しげに微笑んでいる。
マルティナが後ろから声をかけた。

「2人のことはいいから、私たちは寝ましょう?」

その一声でシルビアとサラン以外のみんなは寝ることにした。
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