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月夜の歌姫

第46章 怪我した子


そんなサランをよそにスノーベビーはにゃうんと可愛らしい声をだしていた。

「ん?あれはスノーベビーの群れか?」

カミュが指さした先にはスノーベビーが無邪気にじゃれあっている。サランのそばにいたスノーベビーも仲間に入ろうと群れに近寄った。
すると群れもその子を受け入れるかのように一緒に遊びだす。

「よかった…。」

その様子を見ていたサランはホッとする。
スノーベビー達が楽しそうにしている間にサランたちはその場からゆっくり離れた。その子がその背中を見ているとは気づかずに…。
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