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月夜の歌姫

第33章 幽谷の怪鳥


幽谷にやってくると、またブレインの鞄の中で枝が輝き始める。

「やっぱり光ったわ!ていうことはオーブはあの鳥ちゃんが持っているのね!」

シルビアが進むわよ!とみんなを鼓舞する。
サラン以外のみんなはシルビアに続きどんどん歩みを進めるがサランだけは神妙な顔をしていた。

先程、枝が光った一瞬にまた見えてしまった。

見たことある誰かが倒れ、その先には大きな体を持つ何か。
その脇には夢で首を絞めてきたであろう人物らしき人の影。
その影はどこか見たことがあり思い出そうとするがまるでモヤがかかってるように誰かは思い出せない。

(どこかで見たことあるシルエット…誰だろう…
ブレインさんでない。誰だったか…)
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