第1章 雄英高校入学!
とうはside
透視をする時には1秒目を瞑って、見開く。
そうすれば、相手の身体を見ることができる。
「さっすが、ヒーロー志望。いい身体がたーーっくさん。」
えぇ、あのひと腕が羽みたいになってる。筋肉すっご。
...白銀と赤髪半々の人、かっこいいなぁ。
「あぁ、ゾクゾクしてきた。早くやりたい。」
??「や、やりたい!?」
「ん?」
??「君、今、やりたいって言ったな!?」
「あ、ごめん、口に出てた?」
??「ここは、殺すために学ぶところではなく、助けるために学ぶところだ!物騒なことを言ってはいけないぞ!」
なぜ私は眼鏡をかけた青髪の男に説教をされているんだ。
しかも、意味が私とは違うらしい。
「はいはい、ごめんなさい。もう言わないわよ。」
??「よし、気をつけるんだぞ!」
一気にだるくなりました。