第1章 雄英高校入学!
とうはside
はぁ、私なんでこんなとこにいるんだ。
雄英?優秀な子が入るんとこじゃないか。
私みたいな凡人が入っていいとかじゃない。
私の個性。
簡単に言えば、相手の裸を見ることができる。あと、心の色。
楽しそうなやつは赤い。不安そうなやつは青い。悩んでるやつは紫。はっきり何色ってわかるわけじゃないけど、大体で感じることができる。
大して戦いに使えない。
身体能力だけは元からいい。でも、ヒーローになれる器じゃない。
この入学試験だって、もう死にそうになってるやつを心の色で判断して、最後にトドメ刺して得点を取っただけ。
まぁ、これで、親からは逃れられた。
「念願の一人暮らしゲット〜。」
あぁ、やっと我慢していたことができる。
「セフレ何人できるかな?」
私の目的はただ、それだけ。