第3章 大切なΩ・続(佐野万次郎α×三ツ谷隆Ω)
キュゥと締め付けられて、今にも出してしまいそうだ。
でもまだ長く繋がっていたいから、必死に抑えて、三ツ谷の子宮を押し上げ続ける。
「もぉ、むりだって・・・あん、あ、まい、きー・・・はうっ、んあっ、あっ、あっ・・・。」
「オレも、もう出るっ・・・。」
限界だと思い、余計激しく動かして、イこうとする。
「あああっ!!噛んでっ・・・イ、くうぅぅぅっ!!」
「っ・・・ふっ!!・・・フッー、フッー・・・!!」
うなじを噛んで、三ツ谷の奥にぐっと押し込み、ビクビクと腰を震わせながら、ピュッ、ピュッと薄い膜越しに、三ツ谷の子宮に吐き出した。
だらんとなる三ツ谷を支えるように抱き締めて、噛み跡にキスをする。
「三ツ谷、愛してる。」
「はあっ、はあ・・・マイキー、オレも愛してる、うぅっ、うっく・・・。」
「そんな泣くなよ。」
「だって・・・嬉しいんだよ・・・オマエと、愛し合えるなんて・・・どうせ叶わない夢だと、思ってたから・・・。」
んだよ、それと笑いながら、三ツ谷の背中に顔を押し付けた。
オレたちは大人になり、東卍は簡単に犯罪に手を染める。
黒いものに塗りつぶされたオレは、かつての幹部たちを殺した。
そして三ツ谷を壊し、ピルを飲ませて抱き続ける。
壊れてもなお、三ツ谷はオレを受け入れ、愛し続けてくれた。
オレはもうオマエしかいらない・・・東卍も何かもいらない、オマエさえいてくれれば、それでいい。
「三ツ谷、こんなオレを愛してると言ってくれ・・・。」
「愛してる・・・。」
三ツ谷はそれだけ言うと、目を瞑り眠った。
抱き締めて、温かいことを確認する。
オマエを絶対に失いたくない。
オマエはオレだけの、永遠に大切なΩだから・・・。
大切なΩ・続(佐野万次郎α×三ツ谷隆Ω)
end.