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【ONEPIECE】青 銅 の 剣 と 番 犬

第1章 ラビスタ編〝未来の海賊王へ〟



「じゃあ、キルマくん。寝る時は周りには気をつけてね。…おやすみ」
「ありがとう。おやすみビビ、いい夢を」

 そうしてキルマはビビと別れ、ナミから毛布を貰いみかんの木がある高台のフェンスにゆっくりと座り込み背を預けた。

「メリー号かぁ…」

 そう小さく呟きながら床を手の平で擦る。その表情は心なしか和らいでいるようにも見える。
 ナミに貰った毛布を肩までかけ直し静かに瞼を閉じるとキルマはそのまま微睡へと落ちていった。
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