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理想のペアVS一五中学男子テニス部
第1章 理想のペアVS一五中学男子テニス部
「40ー30(フォーティーサーティー)」
「丸井くん」
木手が手招きをし、丸井を呼びました。
「木手?」
木手のところに小走りで行った丸井です。
「あの3年、気を付けなさい」
「杉山って人か。苦手なところ打たれてる気がするぜ」
「南川くん集中して狙わない方が良さそうです。彼の返す球を余計強くさせてしまいます」
「わかった」
丸井と木手は話し合ったあと、前衛後衛の立ち位置に戻り、杉山のサーブを待ちます。
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