• テキストサイズ

「マヨイガ×KZ」マイマイ、探偵チームKZに入る!?

第1章 マイマイ、探偵チームKZに入る!?


 
 「若武たち!」
 マイマイが喜び顔の反対に、


 「探偵チームKZ……」


 「名前も知ってるぞ」


 「ああ、女子は立花彩の1人だけで、男子は若武和臣に小塚和彦と……」


 「黒木貴和と上杉和典……」

 と、偽KZ4人は本物のKZの登場に身動き取れずにいたのでした。


 「悪いですが、マイマイさんのあとをこっそりとついて行って、その辺に隠れながらこれまでの話を聞かせてもらいました」
 そう言った黒木は両腕を組みました。


 「おい偽KZ、マイマイに謝罪なしでどっか行こうとするとは、どうかしてると思うぜ」
 若武がマイマイの方に片手を広げたあと、両手に腰をやり、高校生アンたちを睨みます。


 「あんたたちのやっていることを計算式立ててイコールで結ぶと"卑怯"ですよ。KZになりすまそうとして、女装させて多くの元秀明ゼミナール生がどれほど迷惑したか、あまり考えないんですね」
 と、言った上杉も高校生アンたちにキリッとした目付きでした。


 「今、元秀明ゼミナール生がこの場にいないから仕方ありませんが、謝罪した方がいいと思いますよ」
 小塚も若武たちと並んで、びしっとそう言いました。
/ 31ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp