第3章 丸井VSシオン、木手VS櫂、イメージ先はバラバラ!?
「フェレックスを退却させ、エスコート・イーグルをコール。さらに、反攻の騎士 スレイマン、変革の騎士 ピールをコール」
「やっべ……」
丸井は固唾を飲んでいました。シオンのヴァンガードサークルに出てるカードが6枚そろっていたからです。
「丸井くん、いくよ。ピールのブースト、スレイマンでヴァンガードにアタック」
「ガード!」
丸井はグレード0のカードを2枚出し、スレイマンのアタックを防ぎます。
「アレクトスのブースト、イーグルでヴァンガードにアタック」
「ノーガード」
イーグルのアタックを受け、丸井のダメージゾーンは4枚目になりました。
「リトルストームのブースト、アルトマイルでヴァンガードにアタック。トリガーが2枚とも出たら、勝負は決まる」
「完全ガードだろい」
丸井はグレード1のカードをシオンに見せ、ドロップゾーンに置き、グレード0のカードを出します。
「それで僕のアタックが防げると思ったら大間違いだ。ツインドライブ1枚目、クリティカルトリガー。パワーはヴァンガードにプラス出来るけど、丸井くんが完全ガードしているから、クリティカルプラス1は通らないね。2枚目……」