第2章 丸井VSアイチ、木手VSカムイ！ イメージ先はテニスコート！

　「ナンパ男の邪魔が入ったが」
　と、カムイが先に言い、



　「ヴァンガードファイト、始めようか」
　次に言ったアイチがファイトテーブルにつくと、丸井と木手は頷き、予めセットした１枚のカードを表に返そうとしていました。



　「「「「スタンドアップ、ヴァンガード！！」」」」
　丸井、木手、アイチ、カムイが同時に声を出し、裏返しになっていたカードを表にひっくり返したことで、グレード０のカードがそれぞれ表に現れます。



　「あ、先行は？」
　丸井が聞くと、



　「ブン太くんからどうぞ」
　と、アイチが譲りました。



　「わかった。それじゃあ、１枚山札から引いて手札に加えるんだっけ」
　丸井はそう言ったあと、風船ガムを膨らませ、



　「うん、そうそう」
　アイチが頷き、返事をします。



　「そんじゃ、このお天気お姉さん そーだっていうのにすっかな。お天気お姉さん そーだをライド。アイチくんのヴァンガード、ばーくがるにアタック」



　「本当は１ターン目の先行はアタックが出来ないけど、今回はアタックを受けます。ノーガードです。このとき、ブン太くん、もう一度、山札から１枚カードを引いてみて。ドライブチェックって言うんだ」



　「ああ、ドライブチェック、トリガーはない」



　「ダメージチェック、トリガーなし」