第1章 いちご、カロス地方へ
「わかりました。あとでポケモンゲットしましょう」
「よぉーし、ポケモンゲットでアイカーツ!」
「アイ…カーツですか…?」
アイカツの意味を「愛勝つ」と勘違いしているシトロンでした。そのため、顔が赤くなっていました。
「お兄ちゃん、サンドイッチまだー?」
デデンネと遊んでいたユリーカがそろそろ飽きてきたか戻ってきました。
「もうすぐ出来ますから、座って待っててください。いちごさんも、もう大丈夫ですからユリーカと座って待っててください」
「うん!」
いちごは、ユリーカとおしゃれなテーブルクロスのかかったテーブルのところに行って、イスに座ります。
それから、シトロンがお皿にたくさん乗ったサンドイッチを持って来ました。
「わぁ~、おいしそう!」
感激するいちごです。
「いちごさん、お兄ちゃんが作ったサンドイッチ、美味しいんだよ~。食べて、食べて!」
「ありがとう!」
ユリーカに勧められ、いちごは1個サンドイッチを取りました。
「いただきましょうか」
「いただきまーす!」
ユリーカは両手にサンドイッチを持って交互に食べます。