• テキストサイズ

【ヒロアカ】泡沫少女の歌声はどこまでも

第12章 まさかまさかの三角関係


−あくあside−



pm 0:50


「今日のヒーロー基礎学だが、俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見ることになった。」



午後の授業はヒーロー基礎学

ヒーローになるための実戦訓練だ。



「ハーイ!何するんですか!?」

「災害水難なんでもござれ、人命救助(レスキュー)訓練だ!」



質問にそう答えた消くんは[rescue]と
書かれたプレートを前に掲げる。


(オールマイトも同じようなプレート使ってたな…)


わざわざ毎回作ってるのかなとか
どうでもいいことを考えている間に
壁から昨日同様コスチュームの棚が現れる


「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない。中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。」



コスチューム…私は着た方がいいな

制服とジャージは防水機能ないし
私の個性だとかなり不便だ。




「訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗って行く。以上、準備開始」







クラス全員の準備が終わると、
バスに乗るため屋外へ出る。



「バスの席順でスムーズにいくよう番号順で2列に並ぼう」

「飯田くんフルスロット…」



委員長の指示で2列にならんだものの、



「こういうタイプだったクソ!」



後ろは通常のバスと
同じような座席になっていて、


中央から前にかけては椅子に座った人同士が
向かい合うように長い椅子が並んでいた







(で、私はなんでこんなことに……)






この微妙な空気の重さ。

原因は明確、
両隣に座る焦凍くんと勝己くんだ。



/ 241ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp