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【ヒロアカ】泡沫少女の歌声はどこまでも
第10章 学級委員長争奪戦!
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
「________くんはさ、ヒーローになりたいの?」
「なりたいよ。…けど、こんな個性じゃやっぱり無理だ。周りもみんな口を揃えて無理って言うし」
そう言って俯く彼。感情とは裏腹に、明るい色をした瞳が揺らいでいる。
「でも…、私は…私は応援してる!!」
個性なんて…。
彼が個性のせいで友達が去っていくのを何度も見た。
個性で環境も変わってしまうなんて、
個性って、何なんだろう。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
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