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【ヒロアカ】泡沫少女の歌声はどこまでも

第17章 この感情は、厄介だ


−no side−



「ならいい。」


『ん…?あれ…消くん…?』


爆豪と相澤が保健室で話していると
あくあが目を覚ました


「体の調子はどうだ」

『うん…もう大丈夫ー…』


爆豪の肩によっかかったまま
あくあは答える。

「この後HRだが、どうする?」

『んーー…まだ寝る…!』

どうやらあくあは
少し寝ぼけているみたいで

「まだ寝んのかよ、寝すぎだろ」

と爆豪が言うと

『へ…?…なんで私の家に勝己くんが居るの…?』

なんて訳のわからない事を言い始める。


「ここはお前の家じゃねぇよ保健室だ」


『…………。』



5秒間の沈黙の後あくあは思いっきり
顔を上げて爆豪によっかかっていた体を起こした


『ごっごめん!私あのまま寝ちゃってたのか!?消くんの顔見たら家にいた時の気分になっちゃってつい…』


(完っ全寝ぼけてた…!!勝己くんにみられたし超恥ずかしいんだけど…)


あははと苦笑いしながら恥ずかしさを
誤魔化したけどやっぱり誤魔化しきれなかった。

お陰で眠気は全部飛んで行ったし
体調も良好

普通に授業に出ても問題はないだろう。


「もう授業にも出れそうだな。ゆっくりでいいから身支度整えて教室行く準備しろ」

『うん。分かった…!』


そう答えたあくあは急いで着替えたせいで畳めていなかったコスチュームを綺麗に畳んで借りていたベットもシーツを揃えて綺麗にしはじめた。


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