第24章 見守りたい⦅宿儺⦆
宿「俺は なな が闇落ちして呪詛師になっても問題ない。だが、闇落ちした呪詛師の未来はあわれだ。
…そんな事を なな には させたくないからな」
話し終わると、宿儺の口は消えてしまった。
虎⦅アイツも意外と良いところあるんだな⦆
そして、宿儺の指を天元様からもらってきた五条だったが、意外と時間がかかってしまったせいで、交流会の待ち合わせ時間ギリギリになってしまった。
そのため、宿儺を人形に取り込ませるのは日を改める事にし、人形1つを自分のズボンに押し込み、虎杖も大きな箱に入ってもらい、ガラガラと生徒がいるであろう場所に急いで向かった。
五「はい、コレお土産ねー♪
あ、歌姫の分は無いよ」
庵「いらねーよ!!」
☆ ☆ ☆
無事?に交流会も終わり、なな を含めた1年生's が五条によって呼び出された。
五「と言うことで♪
これから宿儺の指を この人形に取り込ませて、なな に持っててもらいまーす♪」
釘「イヤイヤイヤ!
何が どーなったら なな に宿儺の指入った人形持たせなきゃいけないのよ?!」
伏「大事な部分の説明がなかったよな」
虎「センセー…、いろいろ省き過ぎじゃね?」
虎杖も呆れるほど、いろいろな説明をすっ飛ばした五条だが、それ以上 説明する気は無いようで「まぁまぁ、良いじゃん」と言った。
五「今 大事なのは なな の気持ちだから♪
どぅする? なな 、宿儺入りの人形持てる?」
みんなが じっと なな を見る。