• テキストサイズ

一緒に夢みませんか?[呪術廻戦]

第1章 あなただけの⦅宿儺⦆


恥ずかしさで自分でも驚くほど 大きな声で否定してしまった。

隣を見れば、その人は肩を揺らして笑いを堪えている。

この人、分かってて聞いたな。
『試しましたね?』頬をプクッと膨らませ、その人に聞けばケヒッと笑われた。

「試した詫びだ、もう少し近くに来い」

言われた通り近づくと、急に抱き締められた。

「このような事をされるのも初めてか??」

『~~~?!///』

4本の腕で抱き締められ、身動きが取れない。

トクン、トクン、と心臓の音が心地好い。

「どうした?」

その人が不思議そうに声をかけた。

『温かいです』

「そうか」

しばらくそうしていると、その人は ゆっくり体を離してくれた。

「そういえば、お前、名は何と言うのだ?」

『ななと言います。貴方は??』

「宿儺だ」

この日は、恥ずかしさが残り いつもよりも早く村に帰った。
名前を教えてもらったり、初めて男性から抱き締められた。
/ 616ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp