• テキストサイズ

一緒に夢みませんか?[呪術廻戦]

第11章 嫉妬⦅宿儺ver⦆


店のおばさんに手を振り、なな は宿儺に何やら話しかけ、笑顔で帰っていった。
その様子を見送っていた店のおばさんは、男に「諦めな」と諭した。

「今の なな ちゃんの顔 見たろ?
あれは お互い愛し合っている証拠だよ。誰も入る余地なんてないのさ」

「残念だなぁ…、本当に旦那さんが居たなんて……」

「そのうち、アンタにも良い縁がやってくるよ!」

店のおばさんはバシン!と男の背中を叩いて笑った。



☆ ☆ ☆

宿「…さっきの男は なな に気があるように見えたな…。恐怖を味あわせておいた方が良いかもしれんな…」

屋敷に帰り、なな のご飯を食べながら、普段通りの姿に戻った宿儺は顎に手を当て、本気で悩んでいた。

『宿儺さま それはダメですよ』

なな に止められ、宿儺は「なぜだ」と少しイラついて聞いた。

『私は宿儺さま以外の男性など興味ありません。ずっと貴方だけ愛し続けます』

宿「……………」

納得出来ないような表情の宿儺に、なな は身を乗り出して 宿儺の頬にキスをした。

『大好きです、宿儺さま』

自分からキスした恥ずかしさから、顔を赤くしながら なな は笑った。

宿「フン…、お前は俺の扱いが うまくなったな」

宿儺は満足そうに なな の頬を撫でた。



*宿儺ver おわり*
/ 616ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp