第143章 マウント⦅宿儺 現パロver⦆
「返事は?」
口角を上げ なな を見る宿儺に、なな は『はい///』と返事をした。
それから毎日 宿儺は(男子生徒を牽制しながら) なな を昼食に誘った。
☆ ☆ ☆
「いやぁ、虎杖兄が なな を拉致った時は焦ったわよ」
釘崎は卵焼きを頬張りながら そう言った。
『あの時は私もビックリしたよ』
苦笑する なな に、虎杖は うんうん と頷いた。
そんな弟に鉄拳をくらわす宿儺に なな はまた苦笑した。
「まぁ、そのおかげで宿儺と 月宮 の接点が増えたんだから良かったな」
伏黒は ご飯を口に運びながら そう言った。
「落とすと宣言したのだ当たり前だろう」
宿儺は ケヒ と笑って なな を見た。
なな は照れながらミートボールを口に運ぼうとすると、宿儺に腕を掴まれ箸で掴んでいたミートボールは宿儺の口の中に消えた。
「あ"ー!?
宿儺アンタ何やってんのよ!
間接キスまでは許してないわよ!!」
***おわり***