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一緒に夢みませんか?[呪術廻戦]

第81章 愛情表現⦅五条ver⦆


妹ができたように喜ぶ なな に、五条は「僕も一緒に行こうかなぁ♪」と言った。

釘「なんで五条先生が来るのよ。
女子会よ女子会! 男子禁制!」

しっしっ、と五条をあしらう釘崎の様子に なな は笑った。



買い物中、釘崎は なな に聞いた。

釘「なな さんって、五条先生と付き合ってるの?」

『え? そんな事ないよ!』

ブンブンと首を振り否定する なな を見て、釘崎は苦笑しながら言った。

釘「なな さんの近くには いつも五条先生がいるから、てっきり付き合ってるのかと思った」

『五条さんは憧れではあるけど、付き合うなんて…』

なな はそう言って話を終わらせた。


買い物を満喫した釘崎と なな 。
なな は自分の部屋へ戻ろうとすると、五条が待っていた。

五「お帰り♪ 遅かったね♪」

『そぅですか?』

そう答え、五条の隣を通り過ぎようとする なな の腕を五条が掴まえた。

五「ねぇ なな 。
僕と付き合わない?」

急な告白に、なな は驚いたが五条は「OKしてくれるまで離さないよ」と言った。

五「なな も僕の事好きでしょ?」

五条は無邪気に ニコ、と笑った。
もともと五条に憧れていた なな は、特に断る理由も無かったため『はい』と返事をした。

それから歯車が狂い始めたのだ。

付き合うようになった途端、五条は なな の行動全てを把握したがった。
初めの頃は愛されているのかな?と思った なな だが、五条の異様なまでの束縛に疲れはじめてしまった。
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