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一緒に夢みませんか?[呪術廻戦]

第2章 タイミングは大事!⦅虎杖悠仁⦆


虎杖は入学してから よく怪我をして医務室に来た。

虎「なな 居るー??」

家「虎杖、またお前か。
なな はお前専属じゃないんだぞ」

虎「は~い!
でも 用事があって来てるから良いでしょ?
ナンパしに来るだけの人より」

家「あれは論外だ」

家入と話をしながら虎杖は ななの近くまで来た。

虎「キズの手当て よろしく!」

『うん』

裏表のなさそうな笑顔で虎杖は なな に頼むと、なな は照れて短く返事をした。

家「なな、私はちょっと資料を取りに行ってくるからね。
変な奴が来たら ちゃんと逃げるんだよ」

虎「俺がついてるから大丈夫でーす!」

頼んだぞ、と言って家入は医務室から出ていった。

虎「家入さん、ホント なな には甘いよな」

『そぅかな? どこ怪我したの??』

真面目に仕事に取りかかる なな。

ココとココと、ココ、と自分の体を指差す虎杖。

『ぅわ……、こっちは内出血…
こっちは擦過傷…
……今日も実技訓練でもあったの??』

キズを確認しながら なな は『反転術式の方がいいかな』と悩んでいた。

虎「術式じゃなくていいよ、消毒お願い」

おでこや頬にある擦過傷に、消毒液をスプレーした綿を近づけた。

『……あの…、目 閉じてもらえないかな??』

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