第2章 タイミングは大事!⦅虎杖悠仁⦆
五「あれ~? 何か派手に暴れてるね♪
もしかして呪物見つかったのかな?」
やっと仙台に着いた頃には既に月が輝いていた。
伏黒が居る高校を見てみると、先程から盛大に物が破壊される音が響いている。
『先生、呪物はこの建物にあるようです。伏黒くんが応戦している事を考えると既に呪霊に取り込まれてるかも…』
五「さすが なな 冷静に判断できるね♪」
偉い 偉い♪とニコニコしている五条をよそに、なな は五条の袖を引っ張った。
『先生…、伏黒くんが危ないかもしれない…』
ズキューン!
効果音が聴こえそうなくらい、五条のハートを射止めた なな。
五(かわいい、可愛い、可愛い!
何この子、無意識に そういう事やっちゃうの?!
こんなの お父さん以外にしたら許しませんよ!)
『先生??』
五「あ。あぁ、恵を助けに行こっか♪」
ハッと我に返り、やっと伏黒の所に向かった。