第2章 タイミングは大事!⦅虎杖悠仁⦆
?「ねぇーねぇー、良いっしょ? なな 連れてっても♪」
五条悟。
銀髪の髪の毛を立て、目隠しをして いつもニコニコしている。
?「お前と一緒だから危ないんだよ」
家入硝子。
目の下にクマをつくってる彼女は なな の担任 兼 上司。
五「だぁ~いじょうぶ だって♪ 呪霊が来たら僕が守ってあげるから♡」
家「…呪霊じゃなくて 、お前が手を出しそうで危ないんだよ…馬鹿が…」
ふぅ、と ため息をつく家入に「アハハ~」なんて言って、否定をしない五条のやり取りをオロオロと見学している なな。
五「恵が仙台に行ってるんだけどさぁ、呪物が見当たらないんだって♪
だからぁ…、なな 貸して♡
同じ1年生なのに全然交流が持てないなんて可哀想じゃん。
僕が引率するから、呪物探索と交流目的で仙台行こ♪」
いつの間にか なな の目の前に現れ、ニッコリ笑う五条。
家「呪物が見当たらないのか…」
ん~…、と悩む家入だったが、「仕方ない」と小さく呟き、なな と五条の方を向いた。
家「なな、悪いけど伏黒が探している呪物の探索を手伝ってやってくれ。
ただし、無茶はするなよ」
『はい』
なな の返事を聞き、優しく笑って頭を撫でる家入。
五「ズルーい! 僕も なな の頭ナデナデしたーい!」
家「…うるさい…
私のかわいい生徒 兼 部下なんだからな。絶対手を出すなよ?」
怪我もさせるなよ!と家入から釘を刺されるが、五条は「もっちろ~ん♪」と軽いノリだ。