第36章 ハイスペ彼氏?⦅虎杖ver⦆
釘「バカねぇ、小学生の時は足が速ければモテんのよ。
中学は運動神経が良くて、多少寡黙か皆の中心に居るようなタイプがモテんの。
そんで高校は運動神経、勉強、そして見た目が重要になってくるのよ!」
虎「なんで高校で急に勉強が入ってくるんだよー!」
伏「虎杖うるさい」
釘崎と虎杖の会話に、いつも冷静な伏黒が突っ込みを入れた。
虎「なな もやっぱ勉強できた方がいい??」
不安そうに なな に尋ねる虎杖に、なな は『そんな事ないよ』と笑った。
『悠仁には悠仁の良さがあるでしょ♪
私にしたら最高の彼氏だよ♡』
それともモテたいの?、と虎杖に聞く なな を ぎゅー、と抱き締めて虎杖は首を横に振った。
虎「俺は なな の最高で居れればそれだけで幸せだ」
2人だけの世界になってしまった虎杖と なな に伏黒は言った。
伏「いいから規定覚えろよ」
釘「そうよ そうよ、イチャつくなら他でやれ」
伏「……元はと言えば釘崎が話を脱線させたんだよ…」
ハァ…、と右手を額にあて大きな ため息をついた。
*虎杖ver おわり*