第1章 ジル=クリストフ
幸せな時間を終わらせたくなくて、私はジルの服の裾を掴む。
ジルは振り返ると優しいキスを落とし抱きしめてくれる。
ジル「そんな顔をされるとこんなに明るい屋外でいけないことをしてしまいますよ。」
キャリー「…っ!」
まだ日が高く、2人きりとはいえ外で自分が何を望んでしまったのか。
はっきりと自覚させられ真っ赤になって俯く。
ジル「…どうして欲しいですか?」
言いながらジルの手は頬から耳、うなじ、首筋へとまわる。
キャリー「…愛して…下さい。」
言い終わるか終わらないかのうちに激しく唇を貪られ湖畔の草むらに押し倒された。
脚を割られ間にジルが身体を入れてくる。
スカートの裾から手を入れられ内腿を撫でられる。
切な気に目を細めキスを落としていくジルの表情が明るい日差しの中にはっきりと見える。
下着の上から一番敏感な場所を刺激されビクビクと下半身を震わせる。
キャリー「ぁぁ…はぁんっ………!」
ジル「すごく感じてますね。こんな場所で…。」
下着の中に手を入れられシコリを指で素早く弾かれる。
もっと奥で刺激を感じたくて勝手に身体が動き始めるがジル自身は勿論、指さえそこには挿れてもらえず、焦れったい中身体はどんどん快感を増して行き身をよじってジルを求めた。
キャリー「…あっあっ…もぅ…」
絶頂を向かえ脚の力を抜くと瞼にキスを落とされる。
ジル「続きは帰ってからに致しましょう。」
身体に灯った種火は消える事なく城に持ち帰る事になった。