第1章 ジル=クリストフ
城に戻り湯浴みを済ませると先にジルが私の部屋に来ていた。
どちらともなくキスをする。
ネグリジェのリボンを解き慣れた手つきで私を裸にするとジルもシャツのボタンに手をかけ一糸纏わぬ姿になった。
ベッドに仰向けに寝ると
ジル「愛して下さい。」
と、先程私が言った言葉と同じものを言われて恥ずかしさに頬を染める。
私もベッドに上がりジル自身を愛した。
初めて口にするジルの大きさに驚きながら普段これを容易に受け入れ喘ぎ声をあげる自分を思い出し下半身がジンと痺れる。
何度もだし挿れし、唾液で濡らし滑りをよくする。
口内でドンドン大きくなるジルを受け止めるので必死だった。
ジル「……あぁ…キャリー」
苦しそうに私の名前を呼ぶと身体を上に持ち上げる。
ジル「キャリーが自分で挿れて下さい。」
キャリー「えぇっ!…で…でも…」
ジルの身体の上に馬乗りになったまま戸惑っている私の中心に手が伸びてくる。
ジル「ここですよ?分かるでしょう?」
クチュクチュと指でなぞられビクリと腰を引く。
するとちょうどそこにあるジル自身に当たり私はゆっくりと腰を落とした。
腰を前後に動かすとシコリがジルの身体に擦れ強い刺激が走る。
中ではジルが深い部分まで入っていて、私は背中を反らせながら快感を味わっていた。
ジルの唇が胸の頂を甘噛みし手が揉みしだく。
息を荒げながら動きを止めるとジルが起き上がり2人ともベッドの上に座る形になる。
キャリー「あぁぁんっ………!」
身体が繋がったまま動かれてしまい、私はビクビク震えながらジルに抱きついた。
愛液がほとばしりジルの身体を濡らす。
ジル「すごい体制でイキますね。」
はぁはぁと肩で息をしている私をベッドに組み敷く。
規則的に動き始めるジルにまだ治まらない快感が再び疼き出す。
キャリー「あっ…あっ…あっ…あっ…」
だんだん激しくなる動きに私の声も大きくなり高いものに変わっていく。
キャリー「ぁんっ…ぁんっ…ジルぅ…」
ジル「一緒にイキましょう。…どこに欲しいですか?」
質問されるも、応える余裕などなくジルの腕をぎゅっと掴んだ。
キャリー「中に…中に全部出してぇっ…」
私の答えを待っていたかのようにジルの熱い思いがほとばしった。