第1章 ジル=クリストフ
瞳を潤ませてジルを見上げると、ゆっくりと私に覆い被さり身体を重ね合わせる。
深々とジルを飲み込むと身体の奥底の敏感な所に侵入してきたものの大きさに息を飲む。
ふぅ…とジルが大きく息を吐き私を見つめる。
ジル「…すごい」
何のことかと目を瞬かせていると途端に激しく攻められる。
キャリー「あああああぁっっっ‼︎」
悲鳴にも似た喘ぎ声を上げてジルの背中にしがみつく。
キャリー「あぁっ…んっんっ…ジルっ……いいっ…」
ジルの規則的な動きと同じリズムで吐息が漏れる。
身体中全ての神経がそこに集まったような感覚に陥り、たまらず脚を閉じようとする。
もちろんそれが許されるはずもなく、身体を起こしたジルは繋がった部分を眺め中心のシコリに触れる。
キャリー「やっ…そこっ‼︎ダメぇ‼︎」
ジルの手首を掴みそこから離そうとするが到底力でかなうはずもなく、身をよじって抵抗するも、逆に身体を動かす度に繋がった部分がこすり合わさり強い快感の波が押し寄せる。
キャリー「も……ぅ…だめぇ………っ」
か細い声で訴えると再びジルの腰が動き出す。
ジル「キャリー、愛しています。」
耳元で囁いたジルも苦しそうに眉間にシワを寄せ私の中に熱い愛をほとばしらせた。