第2章 レオ=クロフォード
髪から雫が落ちて水面に輪を作る。
静かな沈黙が流れレオが口を開いた。
レオ「ごめんね。いっぱい泣かせて…。」
身体を離すと私の涙を指ですくう。
レオ「……でも……。嬉しかった。」
こんなドロドロとした気持ちを吐き出してしまってレオに嫌われてしまうかと思っていた私は瞳を瞬かせた。
レオ「……ヤキモチ……だよね?」
嬉しそうに微笑むとキスを落とす。
レオの首に手を回しそれに応える。
キャリー「どこにも行かないで…」
胸を揉みしだかれ先端をきゅぅっと摘ままれる。
キャリー「……っあ」
レオ「俺は俺の意思でここにいるから」
深いキスに目眩を覚える。
バスタブから出され淵を掴ませると既に熱く主張しているレオ自身を充てがわれる。
浴室に肌が合わさる音が規則的に響く。
自分の甘ったるい喘ぎ声も反響して耳に入って来た。
キャリー「……レオ…レオ…っぁ…あぁぁん!」
レオ「…キャリー…愛してる…」
私はレオの愛を身体中で受け取った。