第2章 ねつきねつき
「!?··あの。」
(何が起きた!?えっ!?///)
ぴこぴこ
「あれ?キス初めてだった?」
かぁ··//
「何も今···//」
きゅん✿
「このまま此処に住まない?」
「!?いやいや··私は鞠を返しに来ただけで····」
「帰り道分かるかい?」
「えっ」
さあぁ···。
何処からか金木犀の匂いがしたと同時に私は後ろを向くと
「嘘···道が、消えてる···?」
そっ
「此処は妖の森、人間が入る事は禁じられている。」
「···鞠を返しに··来ただけなのに」
ぎゅ
「大丈夫だよ。君の世界は止まってる、だから安心して私と心中しよう···全く」
「心中···?!」
嫌な言葉を聞いて振り向いたらそこには
知らない女の子がいた