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結末は【七海】
第1章 任務
「さて、虎杖君。帰りますよ」
七海がそう言って、瓦礫の中に声をかけた。
「おう! ナナミン悪いけど肩貸してくんね?」
「いいでしょう」
すたすたと歩いて、コンクリートの破片の中から虎杖を引き起こす七海。
明月は消耗して立てなくなっていた。
地面に座り込んでしまった明月の方に戻ってきて言った。
「さあ、明月さんも、立てますか?」
明月は七海の手を取ってふらりと立ち上がり、苦笑いした。
「はい、なんとか」
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