第2章 ××しないと出られない部屋その5 〔大般若長光/R18〕
すると璃杏は「…そ…そうなの…?」と小さくもぐもぐ返す。
「今度はこっちだ」とおれは主の着衣の中へ手を入れると、そのまま秘部を包む下着の上からすりすりと撫で始めた。
「あっ…そこっ…」
びくりと驚いた主は反応するものの、おれは手を止めない。
「感じて濡れてきているじゃあないか」
おれが下着の色が変わってきているのを指摘すると、主は身をよじる。
「やだ…恥ずかし…」
その言葉におれは興奮した息を吐き、指を下着の中へ入れると直接こねくりまわすように敏感な部分に触れる。
「…あっ…あ…そこは…っ…」
ふるりと一瞬震えた主の全身にちからが入る。
「だめだ、ちからを抜きなさい…そう、その調子…」
そう言いつつ、おれはくちくちと音を立てるそこを集中して弄ぶ。
「指を一本入れてみるから、ちからを抜いてごらん」
ゆっくりと一本指を差し込んでみると、「…っあ…っ…」と璃杏が声をあげる。
「痛いかい?」
聞くと大きく息を吐きながら「…だいじょ、ぶ、です…」と切れ切れに告げてくる。
本当に初めておとこの指を受け入れているんだな、と様子をみながら思いつつ、指を奥へ入れられるだけ進ませ、そして中で膣壁を擦ってみた。